食べすぎちゃった翌日はどうする?管理栄養士おすすめの対処方法を紹介

食べすぎちゃった翌日はどうする?管理栄養士おすすめの対処方法を紹介

旅行やイベントで「食」を楽しみながら過ごすには?

旅行やイベントで「食」を思う存分に楽しむためには、食べすぎた後のケアが大切です。運動を意識することも大切ですが、より効果的にリセットするなら「食」でのケアにも注目しましょう。

しかし、食べすぎたからといって“欠食”でリセットするのは逆効果!食事量を調整するのは良いですが、完全に“食べない”のはかえって太りやすくなることもあるのです。

適切な食事と水分を、適切なタイミングでしっかり摂ることで、摂りすぎた糖質・脂質・タンパク質がうまく代謝されるので、以下で解説するポイントをぜひ参考にしてみてくださいね。

食べすぎた食事はどのくらいで体脂肪になるの?

そもそも、食べすぎた食事がすぐ体脂肪に変わることはありません。一般的に、糖質や脂質はエネルギーとして、タンパク質は筋肉や血液として使用されていきますが、使いきれなかったエネルギー(特に糖質)は「グリコーゲン」として体内に貯蔵されます。本来なら貯蔵されるグリコーゲンはわずかで、すぐに使用・消費されますが、あまりにも貯蔵量が多く、使い切れなかった場合に体脂肪へと変化していくのです。

この使いきれなかったグリコーゲンが体脂肪へと変化していくのが、おおよそ24〜48時間後。そのため、食べすぎてしまっても48時間を目安に食事をリセットしていけば、グリコーゲンの追加生産を抑えられるので、体脂肪の増加も防げるでしょう。

しかし、このときに“欠食”してしまうとカラダは「飢餓状態」と認識し、グリコーゲンをあえて体脂肪へと変換しようと働きます。したがって、食べすぎたからといって食事を抜くのはかえってダイエットの成功を遠ざけるため控えましょう。

食べすぎてしまったあとの対処法とは

食べてすぐに体脂肪になるわけではないからこそ、食べすぎた翌日・翌々日の対策が重要です。そこで以下では、食べすぎてしまった食品別におすすめの食べ物&食べ方を紹介します。

・甘いものを食べすぎてしまったら

甘いものを食べすぎてしまったら「ビタミンB1」を意識した食事を摂りましょう。ビタミンB1は甘いものや米、パンなどに含まれる糖質をエネルギーに変換し、消化しやすくする働きを持っています。

そんなビタミンB1を多く含む食材は、豚肉や豆類、ブロッコリー、モロヘイヤなど。食べすぎたあとは、豚肉をメインとしたご飯少なめの定食を選んだり、ブロッコリーを加えたサラダやモロヘイヤのおひたしなどをプラスしたりすると良いでしょう。

・揚げ物など脂質の多いものを摂りすぎたら

脂質も摂りすぎると体脂肪へと変化します。そのため、揚げ物・中華料理・洋菓子などの脂質の多いものを食べすぎてしまったら「ビタミンB2」を摂りましょう。ビタミンB2は、脂質の消化・吸収を助け、エネルギーに変換しやすくする働きを持ちます。

ビタミンB2は、レバーや卵、きのこ類などに多く含まれます。脂っこい料理で疲れた胃腸に負担をかけないよう、レバーは茹でて大葉やねぎを使った塩ダレで和えたり、きのこはサラダや和え物にしても良いでしょう。脂質を摂りすぎたあとは腸内環境も乱れやすくなるので、発酵食品である味噌やヨーグルトも食事にプラスできると良いですよ!

・BBQや焼肉でたっぷり楽しんだあとは

実はタンパク質も1gあたり4kcalのエネルギーを含むため、摂りすぎると体脂肪として蓄えられることも……!そのため、BBQや焼肉を楽しんだあとなら「ビタミンB6」を意識しましょう。ビタミンB6は肉や魚に含まれるタンパク質の消化・分解を助け、エネルギーに変換しやすくしてくれます。

そんなビタミンB6を多く含む食材は、にんにくやナッツ類、マグロ・カツオなどの赤身魚など。マグロ・カツオをにんにくと一緒に軽くソテーしたり、朝食のヨーグルトにナッツを加えたりするのがおすすめです。タンパク質も摂りすぎると腸内環境が乱れやすくなるので、食事に味噌汁や納豆を加えられると尚良しです。

・しょっぱいものが多かったなら

外食が続いたのなら、しょっぱいものを摂りすぎている可能性も。塩分が高いもの摂りすぎると顔やカラダがむくむほか、内臓がむくんで痩せにくくなったり、便秘・下痢の原因になることがあります。そのため、外食・飲み会のあとには「カリウム」を摂るように意識しましょう。

カリウムは野菜・果物・海藻類に多く含まれます。野菜や海藻類はサラダやスープにしたり、果物はおやつにしたりすると良いでしょう。野菜と果物を組み合わせてスムージーにするのもおすすめですよ。

・お酒をたくさん飲んだあとなら

飲み会が続いたあとなら「亜鉛」と「ナイアシン」を摂るようにしましょう。その他のビタミンも大切ですが、特に亜鉛とナイアシンは、アルコールの分解に欠かせない栄養素のため、お酒を飲む時から意識して摂れると良いですね。

亜鉛は牡蠣・牛肉・ナッツ類に、ナイアシンはカツオ・マグロ・鶏胸肉に多く含まれます。そのため、お酒の席ではおつまみとして、お酒を飲んだ次の日には野菜と一緒にサラダにすると良いでしょう。また、お酒の飲み過ぎも腸内環境が乱れやすくなるため、いつもの食事にしじみの味噌汁やヨーグルトなどの発酵食品を加えるのがおすすめです。

DELIFAS!商品の中で置き換えるなら

もしも「手軽にリセットしたい……!」と考えているのなら、DELIFAS!のミールキットにも注目。なかでも【1day】ライトファスティングは、DELIFAS!の“食べるファスティング”が1日で完結するライトプランのため、「食べすぎた翌日だけリセットしたい」という方におすすめです。

手軽ながらも、リセットにおすすめのビタミンB群やカリウムのほか、食物繊維やその他の栄養素もバランス良く摂れるので、食べすぎによって乱れがちな腸内環境のリセットにも役立ちます。

ほかのファスティングプランとは異なり、スムージーやスープといった冷凍のミールキットのみをお届けするので、「いつでもすぐ始められるように常備しておきたい」「思い立った時用にストックしたい」という方にもおすすめですよ!

食べすぎた翌日はDELIFAS!のミールキットでリセットしよう

食べすぎたあとは、48時間以内が勝負!使いきれなかったエネルギー源が体脂肪に変わる前に食事でリセットすることで、食べすぎたあとでもダイエットが継続しやすくなります。旅行やイベントなどの大切な時間を目一杯楽しむためにも、ぜひこのコラムで紹介した食べ物や、DELIFAS!のミールキットをうまく利用してくださいね。


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