ファスティング効果をより実感するために大切なのが「準備期」と「回復期」。
DELIFAS!(デリファス)では、このファスティング前後のこの期間をきちんと設けることをおすすめしています。
なぜ大切なのか、どう過ごすのが良いか、まずは「準備期」からご紹介します。
徐々にカラダをファスティングに慣らしていく。
ファスティングには内臓を休める効果がありますが、とはいえいきなり始めてしまうと脳は「低栄養状態」「飢餓状態」と認識してしまい、エネルギーやミネラル不足と判断します。その結果、頭痛や吐き気、腹痛といった症状を引き起こすことがあります。また、普段カフェイン飲料をたくさん摂取している方は、カフェインからの離脱によって頭痛が起きることも多いです。
ファスティング開始の2,3日前から「準備期」を設け、(1)徐々に食事量を減らし、(2)消化の良い食事を心がけ、(3)カフェインや刺激物などを控える。この3つを意識しカラダを整えておくことで、つらい症状を軽減することができます。
具体的にはどう過ごす?
(1)こんなふうに食事量を減らしてみて!
◯よく噛むことを意識して、食事は腹七〜八分目に留めましょう。
◯野菜、きのこ、海藻などをしっかり摂り、炭水化物は控えめに。
◯野菜、きのこ、海藻などに多く含まれる食物繊維には血糖値の急激な上昇を抑える働きがあるため、食べ過ぎを防止します。
また、血糖値の乱高下による余計な食欲増加も抑えます。
(2)消化に良い食事を心がけるために大事なこと
◯脂身の多いお魚やお肉、揚げ物は控えましょう。
特に動物性脂肪は胃腸、肝機能の負担が大きいです。
動物性たんぱく質より、大豆製品など植物性たんぱく質を選びましょう。
最近は大豆ミートを使用したビーガンメニューも多いので、上手くトライしてはいかがでしょうか。
◯納豆や味噌、漬物などの発酵食品を摂取しましょう。
ファスティング開始前から腸内環境を意識しておくと、より効果が高まります。
◯レトルト食品や、パンや麺は控えましょう。
レトルト食品に含まれる添加物、小麦粉のグルテンは知らないうちに腸に負担をかけています。
炭水化物を摂る場合は米(特に玄米など)を選択してみてください。
(3)アルコールやカフェイン、刺激物も気を付けて。
アルコールは胃腸、肝臓に大きく負担になります。ファスティングを行うことで消化機能、腸内環境、肝機能の改善が見込めますが、開始前に大量のお酒を飲んでいた場合、改善といっても、普段の状態までしか戻せません。
アルコールを控えて内臓への負担を軽減しておくことで、さらなる効果が期待できます。
カフェインを常習した状態からファスティングを始めてしまうと、期間中に頭痛が起きやすくなります。1日何杯も飲んでいる方は特に、頭痛が出やすいです
つらさを軽減するためにも、ぜひ開始前から控えておきましょう。
アルコール同様、カフェインも胃腸の負担になるので、事前に控えることで、消化機能の機能改善がより一層期待できます。
せっかくファスティングをやるなら事前にしっかり準備して、より効果的で快適なファスティングを実施しましょう♪
そしてファスティングが終わったら。
ファスティング終了後の1食目以降、徐々に通常の食事へ戻していく期間を「回復期」と言います。
ファスティング効果を持続させるためにはこの期間の食事選びが大切です!
ファスティングで休ませた内臓の負担を抑える。
カラダの調子が整った状態になっているところでいきなり高カロリーな食事や高脂質なものを食べてしまうと、消化器官に負担を強いてしまい、せっかくの効果が台無しに。内臓の負担を引き続き抑えるよう、心がけましょう。
リバウンド防止に繋がる。
ファスティング終了後は栄養吸収力がとても高まっています。この状態で急に普段の食事に戻してしまうと、カラダは普段以上にたくさんの栄養分を吸収して脂肪として溜め込みやすくリバウンドの原因となってしまいます。
回復期には、どれくらい必要?
ファスティング実施日と同等の日数を取ることがおすすめ。例えば、DELIFAS!(デリファス)のファスティング3日間を体験していただいた場合は、回復期も3日間かけてゆっくり通常の食事に戻しましょう。
具体的にはどう過ごしたらいいの?
(1)食材、調味料、油は質の良いものを選ぶ。
体の吸収力が高まっているため、悪いものも良いものも吸収しやすい状態です。
なるべく体に取り入れたい農薬や添加物の入っていない食材を選び、質の良い食材、調味料、油を摂りましょう。
(2)薄味にする。
ファスティング後は味覚も敏感!
回復期に薄味を心がけることで、食材そのものの味が楽しめるようになり、食事がさらにおいしく感じられるようになります。
少量の塩分でも満足いくようになれば、食べ過ぎ防止や塩分摂取によるむくみの防止にも繋がります。
(3)お菓子や精製糖を控える。
上白糖などの精製糖は血糖値の急高下を招きやすく、また、吸収の良い状態で菓子類を多く摂取するとリバウンドの原因になってしまいます。
味覚が敏感なファスティング後は、自然な甘味で満足できるはず。
この機会に、お菓子やお砂糖を控える習慣を身につけましょう。
(4)動物性タンパク質を控える。
動物性タンパク質は消化しにくいため、動物性タンパク質の摂取は控え、大豆など植物性タンパク質を摂りましょう。
(5)水分は1日1.5~2L摂るようにする。
エネルギー代謝をスムーズに行うためには水分が必要です。
ファスティング後で高まった代謝を下げないよう、ノンカフェインの水分を多めに摂りましょう。
(6)アルコールを控える。
肝臓はアルコールの代謝以外に、脂肪やタンパク質の代謝・解毒も行う臓器です。肝臓を休ませることでカラダがすっきりし、代謝も上がりやすくなります。
(7)カフェインを控える。
敏感になっている胃腸に負担がかかり、いつもよりカフェインが強く作用することがあります。
また、カフェインは摂りすぎると強い利尿作用によりカラダに必要な水分まで排出してしまい、代謝低下やむくみを起こす原因にもなります。
数日間がんばったファスティング。効果をなるべく持続させて、そして普段の食事も変わるきっかけとなれば、効果はより一層高まります。
回復期をうまく過ごし、食とカラダを考える毎日に繋げましょう♪
そしてまた、カラダの重たさや不調を感じたときには、DELIFAS!(デリファス)の食べるファスティングでぜひカラダを整えてみてください。