肌の乾燥の原因をご存知ですか
乾燥の原因は、肌に水分や油が足りていないことだとイメージされるかと思いますが、まさにそのとおり。皮膚に脂質が行き渡らないと肌がどんどん乾燥してきます。とはいえ、現代の食事で脂肪が不足しているケースは稀ですよね。では なぜ脂質不足ではないのに肌が乾燥しまうのでしょうか。
酵素不足が原因のひとつとして挙げられます。
酵素が不足すると、食事から摂った脂質が分解できなくなります。
そして吹き出物の鎮静にも、この酵素による脂質の分解が関係しています。
酵素不足の状態で脂肪分を多く摂取してしまうと、腸内でうまく消化されず脂肪が酸化して腐敗してしまいます。
これを酸敗と言いますが、この酸敗により毒素が血中に流れると、吹き出物など肌荒れに繋がります。
乾燥も吹き出物も、酵素による脂肪の分解が肌と深く結びついています。
酵素はどう作られるの
酵素は常に体内で作られますが、一日の生産量、そして一生の量が決まっていると言われます。そのためにどうすれば良いかというと、まずは食事量を抑えることです。
そうすると体内で作られる酵素の使用量を抑えることができます。また、生の食べ物を摂取することで酵素を補給することも可能です。
ここで有効なのが「ファスティング」。ファスティングを行えば食事量が極端に減るため、消化機能を休めることができ、消化に必要な体内酵素を節約することができます。
DELIFAS!のファスティングは「食べながら」行うため、酵素をたくさん含んだ新鮮な生野菜やフルーツから食物酵素が補給して美肌効果を生み出すことができます。
シミとシワも酵素が原因
シミやシワを作り出す原因の一つに、食生活も挙げられます。
お菓子や飲み物に含まれるお砂糖、揚げてから数時間経過した酸化してしまった油、菓子パンや焼き菓子などに多く含まれるマーガリン、植物油脂、トランス脂肪酸・・・これらを摂ると体内で消化する際に大量の酵素が必要となります。
また、酵素を大量に使っても消化がスムーズに進まず、胃や腸に長時間留まってしまいます。そしてウイルスや悪玉菌のエサとなってしまい、処理するために白血球が働きます。戦った白血球の残骸が、老化の原因となる活性酸素を作り出すと言われています。
肌の細胞を傷つけてしまうことでシワが増えてしまいます。
さらに活性酸素は、やがて肌を茶色くする老化色素(リポフスチン)に変化してシミを作り出します。
美肌に必要なビタミンACE(エース)
体内酵素の状態や腸内環境を整えたあとは、美肌を作ってくれる栄養素をしっかり摂ることが重要です。
美肌作りに欠かせないビタミンは3種類ありますが、いずれも常に代謝されてしまうため体内で不足しないよう食事からも摂取する必要があります。
ビタミンそれぞれについて解説します。
ビタミンA
紫外線から肌を守る、天然の日焼け止めのような役割を持っています。肌が紫外線を浴びるとこのビタミンAが盾となり、細胞のダメージから守る役割を果たします。また、強い抗酸化作用があるため紫外線によるシミやシワの予防にも効果的です。食材では、人参やかぼちゃ、パプリカ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、あるいは卵黄に多く含まれています。
ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの生成を促進し、肌に弾力と潤いを保持する働きがあります。
さらにシミの原因であるメラニンの生成を抑制してくれるためシミの発生を防きます。食材では、パプリカ、ブロッコリー、じゃがいも、柑橘系の果物、いちご、キウイフルーツなどに多く含まれています。
ビタミンE
ビタミンEには血行促進作用や抗酸化作用があります。血行が促進されると肌のターンオーバーも促進されるため、美肌に繋がります。
通常1~3ヶ月サイクルで肌は生まれ変わりますが、ビタミンEによってターンオーバーのサイクルが活性化するため、美肌を促進してくれるのです。
くるみやアーモンドなどのナッツ類、アボカド、米油などに多く含まれます。
美肌におすすめのレシピ
「鮭とパプリカのマリネ ローズマリー風味」
鮭には、美肌に欠かせないコラーゲン、アスタキサンチンが含まれます。
ビタミンCの多いパプリカと合わせて摂ることでコラーゲン生成が促され、弾力ある肌を作ることができます。さらにパプリカはビタミンAも豊富で、シミやシワ予防にも効果が期待できます。
材料(2人分)
・鮭 2切
◎酒 大さじ1
◎塩・こしょう 少々
◎ローズマリー 適量
・パプリカ(赤) 1/4個(60g)
・玉ねぎ 1/4個(50g)
・長ネギ 10g
・セロリ 30g
☆砂糖 大さじ2
☆醤油 小さじ2
☆酢 大さじ4
・オリーブオイル 大さじ1
作り方
- 鮭を食べやすい大きさに切ったら、◎に浸けて20分以上置く。
- パプリカはくし切り、玉ねぎは薄切り、ネギは斜め切り、セロリは粗みじん切りにする。
- 鍋に☆を入れて沸騰寸前で火を止める。人肌まで冷めたら、2の野菜と合わせる。
- 下味をつけておいた魚の水気をキッチンペーパーなどで拭き取り、小麦粉を薄くまぶして、オリーブオイルをひいたフライパンで焼く。
- 3に4を加えて、冷蔵庫で漬け込めば完成。